便利で手放せないクレジットカード。
何故ここまで用途が広がってきたのでしょうか?クレジットカードは便利なことばかりでしょうか?
私たちは
クレジットカードで支払うことで、
その場でお金を支払うことなく商品を持ち帰ることができます。
ではお店は?
そうです、お店は一時的にカードで支払われた商品をお客に渡すためそ
の場で現金を回収できません。一時的なリスクがあります。でも支払い要求はクレジットカード会社にされるため、クレジットカード会社がお店に商品の代金を支払います(実際には手数料などを差し引きされます)。
ここで全ての
リスクはクレジットカード会社が負っているわけです。もしかしたら商品を買ったお客は支払わずに逃げるかもしれないし、何らかの事情で破産するかもしれない。
考えると危ないように思えます。でも、お
客は商品をその場で手に入れられますし、
お店は現金を持たない客の購買意欲を削ぐことなく商品を販売することができ、
チャンスロスを減らせます。
こうして販売チャンスが増えるお店にとって、クレジットカード会社へ払う手数料は決して高い物ではなく、むしろ販売増の恩恵を享受しています。
そして一番のリスクを負うはずのクレジットカード会社は、立て替え手数料やカード所有者からの年会費などの収入により、代金を立て替えるリスクを冒してもあまりある利益を受けることができるのです。
でも最近はカードの競争が激しくなっており、1人当たりの粗利が減っているため、薄利多売の状態で、いかに多くのカード所有者を獲得するかが重要になっているようです。
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